【電池の選び方がわからない!】素人でもわかる電池選びの基本
本稿では電池選びの流れを紹介します。
携帯用のモバイルバッテリーから定置用蓄電池まで幅広く使える考え方です。
参考にして頂けると幸いです。
電池選びは↓の流れで行います。
①使いたい場面と家電製品の出力を確認する
②何時間使いたいか決める
③電池のスペックを決める
④商品を探す→購入
①使いたい場面と家電製品の出力と容量を確認する
使いたい場面とは、例えば通勤中やキャンプ、家などです。
今回は3人家族でキャンプを想定して説明したいと思います。
使いたい家電製品は、電気毛布とスマートフォン、カメラの充電とします。
出力は例えば下記製品だと
電気毛布5V×2A=10W ×3人
スマートフォン3.8V×3000mAh=11.4Wh ×3人
カメラ 7.4V×1500mAh=11.1Wh ×1台
製品を検索しただけでわからないときは交換用の電池で検索すると容量がわかります。
②何時間使いたいか決める
スマートフォンとカメラは必要な容量がわかったので、電気毛布の使いたい時間を決めます。
夜11時から朝6時まで寝るとすると7時間使用する予定とします。
一人あたり一晩に必要な容量Whは
10W×7h=70Wh
③電池のスペックを決める
一晩で必要な電池の容量は、
70Wh×3(人分)+11.4Wh×3(人分)+11.1Wh=255.3Wh
二泊する場合は、
255.3Wh×2泊=510.6Wh
電池の効率はだいたい80%くらいなので、これも鑑みて電池の容量を決めると
510.6Wh×1.2=612Wh
だいたい600Wh程度あれば2日間のキャンプを楽しめそうということがわかりました。
④商品を探す→購入
600Wh以上の電池を探すといいことがわかりましたので、探してみると下記が見つかりました。
SmartTap PowerArQ
Jackeryポータブル電源
上記二つは今回想定したキャンプに適していることがわかりました。
あとは、USBポートやAC電源の数、値段で決めると良いと思います。
ご参考になれば幸いです。
電池の単位についてもっと知りたい!という方は↓も合わせてご覧ください。